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ネットの記事なんかでプログラマーになるには的なものを見かけるので
私がプログラマーになった体験を書いてみました。
10数年前のお話です。
目次
プログラマーになった経緯
プログラマーになる前は営業やってました。
仕事自体は面白くてやりがいもありました。しかし、ある時急に突然会社がなくなることになりました。ありがたいことに同業者さんからお誘いもありました。
ただ私がその時思ったのは「手に職をつけたい」「時代はITだ!」ってこと。
当時パソコンなんてほとんど触った事のなかった私はとりあえずネットでどんな言語が流行ってるのかを調べてそれっぽい本を購入し独学にチャレンジ。
そしてすぐ挫折して未経験OKのIT系会社を探すことに。ラッキーなことに結構すぐに潜り込むことに成功しました。
入社後
入社当時はプログラムがどうこう以前に、パソコンの操作自体ほとんどしたことありませんでした。
だから回ってくる仕事は電話番か他人が作ったソフトのデバッグでした。
私の場合は大体次のような感じで仕事を覚えていきました。
- step1:問合せ対応⇒バグの修正をお願いする⇒問合せ対応⇒バグの修正をお願いする⇒後悔する
- step2:ひたすらデバッグする⇒問合せ対応⇒バグの修正をお願いする⇒どう直したのかこっそりコードレビューする
- step3:step2を繰り返すうちに何となくいけそうな気がしてくる
- step4:誰もコーディング教えてくれないから本を買って結局独学で覚える
- step5:本に書いてあることだけでは対応できないのでgoogle先生に聞くことを覚える
- step6:大体できるようになる
何が嫌かって、先輩が偉そうなのとすぐ直ってこないこと。電話番やってるからお客さんから直接文句言われたりするし。
とにかく自分でこなさないと辛いだけなんで覚えたって感じでした。まあ、入社したとこが相当アレだったんでしょうけど。
入社前後での違い
入社前に独学しようとして挫折して、入社後に結局独学でプログラミングを勉強しました。
前後で違いがどこにあったのかというと、私の場合は目的でした。
入社前の独学だとぼんやりプログラミングを覚えたいって感じでやっててわけわかんない状態でした。
プログラミングで何ができるのかもよくわからず、ただ本を見ながら書き写して結局それが何なのって感じでした。
入社後は業務に絡んでたのではっきりと目的をもってやってました。
データを取ってきて表示するとか、こういうイベントを発生させるとかそういった目的を達成するためにやってました。その目的を達成しないと仕事が終わらないから必死でした。
入社後は切羽詰まった状態でやってたのと、同じようなパターンのコーディングを何回もかいてちょっとずつできるようになりました。
プログラマーになるには?
未経験OKな会社にとりあえず入るのが手っ取り早いかと思います。ただし、注意点としてはモチベーションが相当高めじゃないと挫折しそうな気がします。
会社にもよると思うんですけどキチンと教育もされず自分で覚えないとずっと雑用的なことをやらされたりするので。
自分で覚えようって気がないと続かないかも。雑用が嫌でなければ話は別ですけど。
あとは、よくネットとかで見かけるスクールに通って就職を斡旋してもらう。
実際そういう方も身近にいます。
ただ、すぐに業務に入れるわけではなさそうなのでそれなりに苦労はしてそうです。
私はスクールに通った経験がないんですが教えられてできることと業務ですることは別物のようですね。
そんな感じ
おわり。