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会社員を辞めて フリーランス になって一年が経過しました。
フリーランス として働いたこの一年間で感じたことを記事にまとめました。
フリーランス に興味がある人や、これから フリーランス になろうと思っている人の少しでも参考になればいいなと思います。
目次
この記事を書いた人
本題に入る前に簡単な自己紹介をします。
北関東在住の40歳です。
家族は妻と大学生の息子と高校生の娘と犬と亀。
10年ちょっと会社員としてソフトウェアの開発を行っていました。
現在は フリーランス の エンジニア として働いています。
仕事の内容は客先でソフトウェアを製造したり修正したりテストしたりといった感じのことをしています。
残念ながら昨今流行っている在宅ワークではなくWeb開発でもありません。
サラリーマンから フリーランス になって感じたこと
2020年7月に起業してから早いもので一年が経過しました。
とりあえずどうにか無事に過ごすことができています。
では一年間で感じたことをピックアップしていきたいと思います。
- 健康第一
- 時間の大切さ
- 人間関係のストレスについて
- 仕事のありがたさ
- 会社員をやめたメリットとデメリット
- 税金の納付の大変さ
- 将来の不安
主だったところはこんなところですね。
順番は特に意味はありません。
会社員時代には特に何も感じなかったことも気になるような変化がありました。
では順番に見ていきます。
健康第一
フリーランス は体が資本です。
健康の大切さを強く感じています。
会社員の場合は有給があったりするので多少休んでも収入に与える影響はそこまで大きくなかったように思います。
しかし現在は直結します。
成果を出さないと請求できないというのが大きいですね。
請求できなければ当然収入もなくなってしまいます。
私の場合はパソコンを扱う仕事をしているので、
例えば腕を骨折したりしようものなら即無収入になってしまいます。
そういった意味で健康に関しては非常に気にする用になりました。
家族はそう感じてないかもしれないですが。。。
時間の大切さ
時間が大切な資源だと感じるようになりました。
有益に使っても無駄に使っても一日は一日として経過していきます。
時間の使い方については人によって有益無益の感じ方は異なるかとは思いますが
自分にとって損失だったと後で感じるような使い方をしないように気にするようになりました。
休む時は休んで働くときは働き、遊ぶときはしっかり遊ぶといった感じです。
一人で仕事を請け負うことで時間に対する考え方が変わったんだと思います。
働くのも自由だし学ぶのも自由だし何もしないのも自由。
限られた時間の中で自分をどのようにコントロールするかを考えています。
ただ、なかなか言うことを聞いてくれないのがつらいところですが。
自分の体は一つしかないので全てのことを自分でやろうとすると時間を浪費してしまうように感じます。
自分ですべきことが何なのかを考えて大切にしようという風に考えるようになりました。
人間関係のストレスについて
恐ろしいほど無くなりました。
ほぼゼロです。
一人で仕事しているので当然といえば当然ですが。
私にとってはメリットが大きすぎます。
上司もいなければ部下もいないので精神的に非常に楽です。
私の場合は上司とぶつかることが多かったのでかなり仕事しやすくなりました。
不毛な議論が無くなったことで平和に過ごせるようになりました。
仕事なのかどうかもよく分からない社内ミーティングが無いのも精神衛生上助かっています。
ほぼゼロというのは客先で仕事をしているため人間関係がゼロではないためです。
若干ではありますがストレスを感じることもあります。
仕事のありがたさ
仕事というか働けることに対してありがたいことだと感じるようになりました。
フリーランス なので仕事が無ければ報酬も無いので。
極論、会社員は会社がつぶれさえしなければ仕事が無くても給与がなくなることは基本的にも無いのでそういった違いがあるのかなと感じます。
会社員のときは仕事が際限なく次から次へと勝手に降って湧いて出てくるようなイメージでいました。
その降って湧いて出てきたワークをこなすといった感じでした。
その一つ一つにありがたみを感じることはほぼありませんでした。
当時も決して適当にこなしていた訳ではないんですけど感じ方が今とは相当違います。
次の仕事の保証がない中で適当な事ができないという気持ちがあります。
会社員を辞めたメリットとデメリット
会社員を辞めたメリットとデメリットを感じることがありました。
会社員は組織で仕事ができるということが強みだと感じます。
一人がダメでもほかの人で補うことができることがあるということを感じます。
もし私が請け負ってうまくいかなければそれでその仕事はダメになってしまう可能性があります。
しかし会社で請け負っていれば担当者を変更してうまくいくことも考えられます。
そういったところで会社という組織の強みを感じます。
また、自分が失敗しても別の社員や会社の責任に転嫁できるのも会社員の特権だと思います。
私が感じている会社員を辞めたことによるデメリットは自分の会社あるあるの会話に参加できなくなったことです。
「うちの会社は・・・」っていう会話ですね。
割とどのような立場の人でも自分の会社の愚痴っぽいことを話していることを耳にします。
フリーランス になって愚痴る対象が無くなってしまいました。
昔は不幸自慢で負ける気がしなかったんですけどとても残念です。
税金の納付の大変さ
納税は国民の義務です。
それは知っていました。
ただ具体的に何をどれくらいといったことはあんまり理解していませんでした。
実際には会社員の時は天引きされているから「いっぱい引かれてるな」っていうことぐらいの印象でしかありませんでした。
フリーランス になってからは違います。
自分で納めるので金額の大きさを実感します。
おそらく フリーランス になった人はみんなが感じるんじゃないかと思います。
日本は累進課税なので所得があればあるなりに、なければないなりの金額を納めることになります。
所得税・住民税・国民健康保険税・国民年金と立て続けに通知が来ます。
生きていくってお金がかかるんだなとしみじみ思いました。
お金の管理の必要性を強く感じました。
税金が給与から天引きされるわけじゃ無いので、入金されたお金を豪快に使い切ってしまうと納税できないなんて事態にもなりかねません。
将来の不安
常に漠然とした不安が多少あります。
収入が途絶えたらどうしようとか。
ただこれは最初からあったし今後もずっとあるんじゃないかなと思います。
フリーランス としての実績もまだまだなので仕事も先が見えない状態です。
実績を重ねつつ備えるしかないですよね。
一年目ということもあってまだまだ不安だらけの状態です。
まとめ
一年間 フリーランス として働いて感じたことを記事にしました。
私が感じた主だったことは下記の通りです。
- 健康第一
- 時間の大切さ
- 人間関係のストレスについて
- 仕事のありがたさ
- 会社員をやめたメリットとデメリット
- 税金の納付の大変さ
- 将来の不安
まだ一年ですが学ぶことばかりでした。
とりあえずご飯を食べて暮らせていることが一番良かったと感じています。
今のところ後悔もなくやれています。
いい経験を積んでいるなって気がしています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。読んだついでに「いいね!」をよろしくお願いします。