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勤めていた会社がなくなった経験から、会社がなくなるということになった時に自分が困らないためにどうすればいいのかをまとめてみました。
目次
結論
私の経験では予防線を常にはることが重要だと感じました。
具体的には次の3項目をしておくことが大切です。
- 自己研鑽をする
- 同業者さんとは仲良くしとく
- 自分の会社の状態を常にチェックする
自己研鑽をする
自分が所属している会社から出たときに通用する武器があるかどうかを考えて、通用する武器があれば常に磨いて、無ければ武器を作っておくことが大切です。
その会社専用の武器しか持っていないようだと危険です。
どの会社でも似たようなことやってるかもしれないけど全く同じことやってるわけじゃないから。
その会社で一生雇用されることが保証されてるなら話は別だとは思いますが。危機感を煽るわけじゃないけどちょっと考えた方がいいと思います。
私は会社がなくなることを告げられた瞬間に丸腰になった感じがしました。
どこへ行っても戦える気がしませんでした。それがものすごい恐怖でした。
その原因は私がいた業界が比較的狭い業界でちょっと特殊だったんだと思いますが、一歩外に出た瞬間に自分には何もないという気持ちになりました。
そんな恐怖を味わわないためにも自分が持っている武器に汎用性があるかどうかを見定めて磨いていくことをおすすめします。
同業者さんとは仲良くしとく
同業者さんと付き合いが無い職種だとちょっと難しいかもしれませんが、同業者にとっても同じ業界の経験者なら即戦力として期待できるので誘ってくれる可能性があります。
それまでの経験が生かせるから異業種に転職するよりもハードルが低くなります。
実際、私も声がかかりました。半分同情だったのかもしれないけど。
ありがたかったし、かなり気持ちが楽になりました。
私は丁重にお断りをしたんですけど、仕事の内容はそれまでと変わらずできただろうし顧客をそのまま連れていくこともできたと思います。
私にとっても誘ってくれた同業者さんにとってもそんなに悪い話ではなかったんじゃないかと思います。
お断りした理由は若気の至りです。後悔はしてないですけど。
同業者さんとは普段ライバル同士だったりもするかもしれませんが、機会があればできるだけ仲良くしておくことをおすすめします。
会社の状態を常にチェック
もしそういうことになったときに受ける衝撃がかわります。
私の場合はちょっとだけ前兆のようなものがありました。
3 年ほど勤めてたけど売上はそこまで悪くなかったし、利益も出てました。
だけど閉鎖になりました。
私がいた会社では私が所属していた部門とは別の部門が結構な勢いで伸びてました。
それに比べて私の部門は年々少しずつ下降気味でした。
将来的にはさらに下降していく見通しでした。
そういった状況があったのと何となくうわさもあったりしたので、閉鎖を告げられた時は思いのほかショックは大きくありませんでした。
その会社は好きだったし自分なりに頑張ってたからかなり悔しかったんですが。
会社の状態って末端の社員だとなかなか情報が入ってこないので分かりづらいこともあるんですけど、常にアンテナを張っておくことが重要です。
何か新しいことを始めたとか、別の部署がどうとかそういったことに興味を持ったほうがいいですね。
予想もしてない形で影響を受ける可能性があります。
まとめ
会社がなくなることになった時に困らないためにすべきことをまとめてみました。
会社がなくなるかどうかを個人の力でどうにかするのはなかなか難しいと思います。
- 自己研鑽をする
- 同業者さんとは仲良くしとく
- 自分の会社の状態を常にチェックする
この3項目は頑張れば個人で解決できるのでやっておくと、万が一の備えになります。
万が一が無いってことがいいんでしょうけど。
おわり。