CentOS

【CentOS7】古いhddをCrucialのssdに換装した時の手順

投稿日:2020年6月21日 更新日:

この記事はだいたい 5 分ほどで読めます。

古いパソコンでCentOSを動かし始めて2か月ほど経過しましたのでHDDを交換することにしました。。

目的は静音化。なんかたまにうなってるんですよね。

あとはHDDが古いから。

やってみた感想は、かなりしんどかった。

サーバー情報

機種:OptiPlex™GX520

HDD:40GB

# cat /etc/redhat-release
CentOS Linux release 7.8.2003 (Core)

SSD

amazonで購入。値段は5030円でした。

  • Crucial SSD 250GB MX500
  • 内蔵2.5インチ 7mm (9.5mmスペーサー付属)
  • 5年保証 【PlayStation4 動作確認済】
  • 正規代理店保証品
  • CT250MX500SSD1/JP

換装

入れ替えの作業をしていきます。

まずは交換前の状態を fdisk -l で確認。

SSD接続前

[root@beanhouse ~]# fdisk -l

Disk /dev/sda: 40.0 GB, 40000000000 bytes, 78125000 sectors
Units = sectors of 1 * 512 = 512 bytes
Sector size (logical/physical): 512 bytes / 512 bytes
I/O サイズ (最小 / 推奨): 512 バイト / 512 バイト
Disk label type: dos
ディスク識別子: 0x0006209f

デバイス ブート      始点        終点     ブロック   Id  システム
/dev/sda1   *        2048     2099199     1048576   83  Linux
/dev/sda2         2099200    78123007    38011904   8e  Linux LVM

Disk /dev/mapper/centos_beanhouse-root: 36.8 GB, 36771463168 bytes, 71819264 sectors
Units = sectors of 1 * 512 = 512 bytes
Sector size (logical/physical): 512 bytes / 512 bytes
I/O サイズ (最小 / 推奨): 512 バイト / 512 バイト

Disk /dev/mapper/centos_beanhouse-swap: 2147 MB, 2147483648 bytes, 4194304 sectors
Units = sectors of 1 * 512 = 512 bytes
Sector size (logical/physical): 512 bytes / 512 bytes
I/O サイズ (最小 / 推奨): 512 バイト / 512 バイト

SSD接続

SATA-USB3.0変換ケーブルでSSDを接続します。

接続後の状態を確認

[root@beanhouse ~]# fdisk -l

Disk /dev/sda: 40.0 GB, 40000000000 bytes, 78125000 sectors
Units = sectors of 1 * 512 = 512 bytes
Sector size (logical/physical): 512 bytes / 512 bytes
I/O サイズ (最小 / 推奨): 512 バイト / 512 バイト
Disk label type: dos
ディスク識別子: 0x0006209f

デバイス ブート      始点        終点     ブロック   Id  システム
/dev/sda1   *        2048     2099199     1048576   83  Linux
/dev/sda2         2099200    78123007    38011904   8e  Linux LVM

Disk /dev/mapper/centos_beanhouse-root: 36.8 GB, 36771463168 bytes, 71819264 sectors
Units = sectors of 1 * 512 = 512 bytes
Sector size (logical/physical): 512 bytes / 512 bytes
I/O サイズ (最小 / 推奨): 512 バイト / 512 バイト

Disk /dev/mapper/centos_beanhouse-swap: 2147 MB, 2147483648 bytes, 4194304 sectors
Units = sectors of 1 * 512 = 512 bytes
Sector size (logical/physical): 512 bytes / 512 bytes
I/O サイズ (最小 / 推奨): 512 バイト / 512 バイト

Disk /dev/sdb: 250.1 GB, 250059350016 bytes, 488397168 sectors
Units = sectors of 1 * 512 = 512 bytes
Sector size (logical/physical): 512 bytes / 4096 bytes
I/O サイズ (最小 / 推奨): 4096 バイト / 4096 バイト

クローンを行う前に動いてるとやばそうなサービスを止める。

サービス停止

[root@beanhouse ~]# systemctl stop nagios
[root@beanhouse ~]# systemctl stop httpd
[root@beanhouse ~]# systemctl stop mysql
[root@beanhouse ~]# systemctl stop postfix
[root@beanhouse ~]# systemctl stop dovecot

続いてコピーを実施します。

コピー

最初は fdiskコマンドでパーティションを作って、フォーマットあとに rsync で複製を試してみました。

結果としてうまく動きませんでした。

ddコマンドを使ってディスクの内容を丸ごとコピーします。

[root@beanhouse ~]# dd if=/dev/sda of=/dev/sdb bs=1M conv=noerror,sync
40000028672 バイト (40 GB) コピーされました、 1257.5 秒、 31.8 MB/秒

付け替え

サーバーをシャットダウンして、HDDを取り外してSSDを取り付けます。

そして起動。

[root@beanhouse ~]# fdisk -l

Disk /dev/sda: 250.1 GB, 250059350016 bytes, 488397168 sectors
Units = sectors of 1 * 512 = 512 bytes
Sector size (logical/physical): 512 bytes / 4096 bytes
I/O サイズ (最小 / 推奨): 4096 バイト / 4096 バイト
Disk label type: dos
ディスク識別子: 0x0006209f

デバイス ブート      始点        終点     ブロック   Id  システム
/dev/sda1   *        2048     2099199     1048576   83  Linux
/dev/sda2         2099200    78123007    38011904   8e  Linux LVM

Disk /dev/mapper/centos_beanhouse-root: 36.8 GB, 36771463168 bytes, 71819264 sectors
Units = sectors of 1 * 512 = 512 bytes
Sector size (logical/physical): 512 bytes / 4096 bytes
I/O サイズ (最小 / 推奨): 4096 バイト / 4096 バイト

Disk /dev/mapper/centos_beanhouse-swap: 2147 MB, 2147483648 bytes, 4194304 sectors
Units = sectors of 1 * 512 = 512 bytes
Sector size (logical/physical): 512 bytes / 4096 bytes
I/O サイズ (最小 / 推奨): 4096 バイト / 4096 バイト

とりあえず動くようになりました。

250GBのSSDですが、40GBしか使用してないようです。

交換前のHDDのサイズ分です。

df -h で使用状況を確認してみます。

[root@beanhouse ~]# df -h
ファイルシス                      サイズ  使用  残り 使用% マウント位置
devtmpfs                            1.7G     0  1.7G    0% /dev
tmpfs                               1.7G     0  1.7G    0% /dev/shm
tmpfs                               1.7G  8.7M  1.7G    1% /run
tmpfs                               1.7G     0  1.7G    0% /sys/fs/cgroup
/dev/mapper/centos_beanhouse-root    35G  4.2G   31G   13% /
/dev/sda1                          1014M  318M  697M   32% /boot
tmpfs                               335M     0  335M    0% /run/user/1000

31GB空いてるようなのでとりあえずそっとしておくことにします。

fstrim有効化

SSDのパフォーマンス低下を予防するために定期的にTRIMを行うようにします。

[root@beanhouse ~]# systemctl enable fstrim.timer
Created symlink from /etc/systemd/system/multi-user.target.wants/fstrim.timer to /usr/lib/systemd/system/fstrim.timer.

まとめ

実際に行った作業としては,ddコマンドでディスクの内容を丸ごとコピーしただけでした。

変更元と変更先の容量が同じなら何も問題ないのかもしれませんが、変更先が大きくなるとコピー後の処理が必要になります。やってないですけど。

せっかく250GBもあるのに使えてないのはもったいないけど、拡張は後でやってみることにしました。

静音化に関しては、このパソコンがうるさいのは電源ユニットのようです。

だからあんまり変わりませんでした。残念。

おわり。

-CentOS
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