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「ひとに何かを教えることって難しいな」って感じる出来事がありました。
私が教える側だったんだけど、逆に勉強になりました。
難しいと感じた原因を私なりに分析してみました。
目次
ことの発端
うちの奥さんがExcelを覚えたい
「Excelの勉強がしたい」ということだったので、とりあえずExcelでカレンダーを作ることになりました。
この題材のチョイスは奥さんがしたんですけど、中々いいチョイスだと思いました。
奥さん
- 普段パソコンは使わない
- Excel初心者
- 最近パートでExcelの打ち込みをすることがあるらしい
私
初心者からプログラマーに転職したという経緯もあり、初心者がどういうことを難しいと感じるとか、なにが分からないかとかその辺を経験してるわけですから、誰よりも初心者の気持ちがわかるつもりです。
続いて難しいと感じた原因について分析してみます。
難しいと感じた原因
ヒエラルキー
ありがちですが家庭内のヒエラルキーがアレなせいで結構気を使うというのが原因の一つと考えられます。
我が家のヒエラルキー
- 奥さん
- 息子・娘
- 私・まめ(犬)
私はそうは思わないですが客観的にみるとこんな感じです。多分。
ヒエラルキーの頂点に立つ人間に最下位のものが教えるという中々の難題です。
会社とかで何かを教えるとかする時って大概後輩ばっかりなので、同じ組織の頂点に立つ人に教えるということはなかなかな作業です。
スキルレベル
スキルレベルについても難易度が変わってくる要因の一つになります。
今回教える相手のスキルレベルはというと
- パソコン初心者
- 昔Excelに触ったことはある
こんな感じです。
一方の私は、
- 仕事で10数年Excelを使ってる
- 特にExcelの資格とかは持ってない
- 基本的には自己流
教える側と教えられる側に中々のレベルの違いがあります。
とはいえ教える側のスキルレベルが若干中途半端な感じもあります。
また、仕事柄後輩に教えることも多かったりするんですけど、教える後輩と奥さんのスキルレベルも結構違うので同じようにはいきません。
システム関連の会社に勤めてる人間に教えるのと普段パソコン触らない人間ではそもそもの基礎知識が違うようです。当たり前かもしれないですけど。
対処のポイント
対処のポイントを3つ挙げていきます。
- 相手の気分を害さない
- 相手のレベルを見極める
- 相手の分かる言葉で伝える
まず一つ目から見ていきます。
相手の気分を害さない
これは超重要です。
相手モチベーションに多大な影響を及ぼします。
さらに今後の私の生活にも関わってきます。
これをおろそかにするわけにはいきません。
一瞬でもイラっとしてはいけないし、悟られてもいけません。
続いてのポイントです。
相手のレベルを見極める
相手のレベルによって伝える内容が同じでも、伝え方が異なってきます。
何が分かって何が分からないのかを注意深く見極める必要があります。
最後のポイント。
相手の分かる言葉で伝える
説明するときの言葉の選び方に注意します。
正しい説明だとしても相手が理解できない言葉だと伝わりません。
ここでさらにポイントとなるのが教える側のスキルになります。
同じ内容をいかに正確に言い換えられるか。これが難易度高めです。
まとめ
相手に尺度を合わせることがなかなかできるようで難しいことなんだと思いました。
あとは言い換えて説明できなかったりする部分なんかは自分自身があいまいな理解だったりするので、スキルレベルを上げることも重要ですね。
今回のような初心者相手に何かを伝えるイメージは、赤ちゃんに離乳食を食べさせるイメージに近い感じだと思ってます。
赤ちゃんはいきなり固いせんべい食べられないですもんね。
おわり。